【★3.0】『ブーブル』

インド映画

『ブーブル』基本情報

2020年公開

94分

ヒンディー語・英語

監督 アンヴィッタ・ダット・グプタ

アヌシュカ・シャルマ プロデュース

出演

パオリ・ダム

ラーフル・ボーズ

アビナッシュ・ティワリー

『ブーブル』の評価

ビーグル情報館独自の評価です。

全体

物語

配役

音楽

踊りなし

映像

演出

一言コメント

インドの悪い風習への問題提起も込めた映画なんだと思いますが、結構鬱屈とした感じが強いので悲しくなります。

『ブーブル』あらすじ

ベンガル地方の旧家に嫁いできたブーブルはまだ10歳ほどの子供だった。

夫である領主の弟サティヤはブーブルと年も近く、まるで兄妹のように育つ。兄弟のように仲良くしているサティヤに嫉妬をした領主はサティヤをロンドンに送る。

ロンドン留学からサティヤが帰ってくると「足首が逆についたお化けに村人が殺される怪事件」が相次ぐ。

サティヤは犯人探しに夢中になるが。

インドのお化けは足が後前についているらしい

インドではお化けは一般的に足が後脚についていと言われています。

日本では足が見えないとか言われますが、インドでは後前逆だそうです。

多くのお化けはあまり悪さもせずに市場でブラブラしているらしいです(普通のインド人と一緒?)。

「足が後前逆についている怪事件の犯人」は日本で言うと、「お皿の数を数えている怪事件の犯人」くらいわかりやすくお化けなようです。

『ブーブル』感想

ちょっと昔のインドや今の貧困層でもまかり通っている児童婚について問題提起している映画でした。児童館の他にも全体的に男尊女卑に感しても問題提起をしています。

1時間半とインド映画としては短く、話もすっきりと出来ていて「あの伏線はどうなんただだよ!」みたいな消化不良感もない映画でした。

全体的にインドの暗くて悪い点に問題提起をしている映画なので、観ていて悲しい気持ちになります。お城などの風景は綺麗ですが、お城が作り出す重厚感とブーブルの人生の閉塞感が相まって、複雑な気持ちになります。

特に家族内の微妙な距離感が生々しく、重々しく描かれていて、すごく悲しい気持ちにさせられました。

テンションが上がるエンターテインメント映画でもなく、かと言って微妙なアクションシーンもあるので社会派映画でもなく少し中途半端です。

設定や話の展開などは結構面白かったので、興味があったら是非チャレンジしてみてください。見ると結構胸糞は悪いと思いますが、世界各国その国独特の息苦しさってあるなあと思う映画です。