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『LUDO~4つの物語~』基本情報
2020年公開
150分
ヒンディー語・英語
監督 アヌラーグ・バス
脚本 アヌラーグ・バス
Netflixオリジナル映画です。
出演
アビシェーク・バッチャン
アディティヤ・ロイ・カプール
ラージクマール・ラオ
『LUDO~4つの物語~』の評価
ビーグル情報館独自の評価です。
全体
物語
配役
音楽
踊り
なし映像
演出
一言コメント
設定などは面白いかなと思ったけれど、細かいところでの演出が悪趣味で全体的にあまり面白くないなと思いました。
『LUDO~4つの物語~』のあらすじ
いろいろな境遇の4人の人間は、たまたま同じ日に同じ村に集合する。
大金持ちと結婚が決まった花嫁は、以前のセックス動画が流出してしまい証拠を探しに行く。
大金が詰まったスーツケースを手に入れた看護師としがないショップ店員。
長年の片思いを捨てることができない食堂屋の青年。
出所して帰ってきたら、嫁と娘に拒絶されてしまう悲しい男。
運命のいたずらと偶然、そしてひとりの奇妙な犯罪者を軸に、4つのまるで異なる物語が交差する。
LUDOはインドで国民的なゲーム
LUDOはインドで一般的なボードゲームで、日本でいうすごろくのようにどの家庭にもあるような一般的なゲームです。
2人以上4人以下で遊べるゲームで、サイコロの出た目で駒を進めていき、だれが一番早くゴールできたかを競うゲームです。
ゴールさせる駒が4つあったり、駒がぶつかったときに振り出しに戻るなど細かいルールはありますがとても単純で分かりやすいゲームです。
『LUDO~4つの物語~』の感想
4組の人間の群像劇になっていて、話のアウトライン自体はそこそこ面白いと思いますが、全体的に「こうすると面白いんじゃない??」という感じの制作陣の押しつけがましさが気になってしまう映画でした。
全体的に笑いのネタが悪趣味で(日本人的に)、その悪趣味さが滑っていてあまりおもしろくありませんでした。また無理矢理話を高尚な感じにしようとして滑っていて寒い部分が目立ちました。結構グロいシーンも多く、好き嫌いは分かれるかと思います。
また4人それぞれの状況説明が長く、本編が始まるまでが少し退屈に感じてしまった点も少し微妙。
群像劇形式はそれぞれの話が面白くないと疲れちゃうし、自然な感じでその人たちが交差していく様子を表すのは難しいなと思いました。
2020年製作映画なので、若干コロナをネタにした部分があったのはタイムリーで面白かったです。