過去最大規模の粗悪なブリーダーから救われたビーグル犬、幸せになる(2020年12月)

ビーグル

過去最大規模の粗悪なブリーダー

英国動物虐待防止協会(イギリス発の世界最大規模の動物愛護団体)は、2009年にオーストラリアのウォンダイの子犬農場から244匹の犬を押収し、オーストラリア クイーンズランド州で過去最大規模の摘発となりました。

アリ・ダベンポートと夫のイワンはその場にいたビーグル犬の子犬を1か月ほど預かる予定でしたが、11年後の今も一緒に暮らしています。

ビーグルのマルコはベットでのんびり寝たりと自由気ままな生活を送っています。

 ダベンポート夫妻はは、救助犬を家族に迎えるという選択肢がある事を多くの人に知ってもらいたいと思っています。また、犬の繁殖環境や飼育環境などを知らずに子犬を迎える事を問題視しています。

「ビーグル犬のマルコは私たち家族のかけがえのない存在です」というアリ・ダベンポートさんは、多くの粗悪な環境で繁殖や飼育をさせられている犬がいる事に心を痛めています。

2009年にマルコの母親犬が救出された地域のウォンダイにある施設は、244匹の犬が飼育されておりその多くは、ひどい健康状態で、劣悪な飼育環境下にありました。

英国動物虐待防止協会に保護されたマルコのお母さん犬はしばらくしてからマルコを産みました。

生後4か月でマルコは、一時的にダベンポート家にお世話になる予定でした。

当時、ダベンポート夫妻はとても忙しい生活を送っており、犬を飼う余裕はないと思っていました。

一生懸命で可愛らしいマルコの姿を見て、一緒に暮らすことに決めました。

また最初の1ヶ月の間、犬に不慣れだったダベンポートさんは、マルコが何をやらかすか分からなかったためとても怖かったそうです。

法的に介入できない部分も

英国動物虐待防止協会は法律的にあまり強い力を発揮することができません。

その中でも244匹の犬が粗悪な環境で飼育されていたクイーンズアイランド州 ウォンダイの子犬農場は酷いものだったと、英国動物虐待防止協会の広報担当者であるビーティさんは言います。

その子犬農家は犬を60匹までしか育てられない制限を受けていたのにも関わらず、244匹もの犬を粗悪な環境で飼育していたのです。

 また10年経った今でも、ウォンダイの摘発は今でも過去最大規模だと言います。

今でも、英国動物虐待防止協会は、飼っている犬の数を超えて飼育しているブリーダーや農家を起訴することができません。そのため大量繁殖をしているブリーダーを法的に取り締まることができていません。

英国動物虐待防止協会のビーティさんは、「法的には飼育頭数の規制をする事はできない。法律が変わることを望んでいます。」と語ります。

また犬を粗悪な飼育業者から押収しても、裁判によって英国動物虐待防止協会の主張が認められない場合、犬は元の飼育業者の物として認められてしまいます。せっかく救助することができても、元の環境に戻されてしまう可能性も少なくありません。

ダベンポート夫妻は英国動物虐待防止協会が粗悪な飼育業者に訴訟に勝った事を知り、マルコとずっと暮らせることに喜びの涙を流したそうです。

ペットを飼うときは飼育業者やブリーダーを見極める必要が

アリ・ダベンポートさんは、ブリーダーから購入する場合は犬の育成環境に注意をしながら、より多くの人々に里親と養子縁組を検討するように勧めています。

ペットショップや通販で犬を飼う事はマルコのような粗悪な環境で飼育される犬を増やすことになるため、最新の注意が必要だと警告しています。

写真・原文もとにABC NEWS

https://www.google.co.jp/amp/s/amp.abc.net.au/article/12974944

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