『Kedarnath』基本情報
2018年公開
145分
ヒンディー語
監督 アビシェーク・カプール
出演
スシャント・シン・ラージプート
サラー・アリー・カーン
『Kedarnath』の評価
ビーグル情報館独自の評価です。
全体
物語
配役
音楽
踊り
映像
演出
一言コメント
話はちょっと盛りすぎたわりに回収しきれなかった感がありました。
ただ、最後の自然災害のシーンは圧巻なのでそこだけでも観たら驚くかもしれません。
『Kedarnath』あらすじ
ウッタラカンド州にあるケダーナットはそこにあるジヴァ寺院で有名な場所です。
シヴァ寺院の家の娘と、山の荷物運び屋の青年は恋に落ちます。娘は親の決めた婚約者と結婚するように圧力を掛けられています。また、青年は自分がイスラム教徒であることからヒンドゥー教徒の娘と結婚することが難しいとよく分かっており恋人関係を辞めようとします。
急に関係を絶とうとする青年に困惑する娘は、青年の家に行って話を聞こうとするも取り合ってもらえません。雨の中ずっと立っていた娘は熱を出してしまい、青年の家で介抱を受けることに。
青年の家から出てくる娘を見た娘の父親は激怒。娘とヒンドゥー教徒の婚約者との結婚式を翌日行うことにしてしまいます。
結婚式の夜、ありえないほどの大雨が降り、村中の建物が崩壊。一番高いところに立っているシヴァ寺院も水没するほどの水害が起こり、村人の中には行方不明になったきりの人も少なくありませんでした。
Credit:https://www.theatlantic.com/world/
『Kedarnath』感想
この前自殺してしまった、スシャント・シン・ラージプートの映画という事で観れて良かったです。
ダンスシーンがすごく良いのでお勧めしたい映画です。特にこの曲が良いので是非…!
話自体は中途半端な気がしました。恋愛ものとしては悲恋ですが、なんとなく後味が悪いし全方位救われていないし、災害モノとしては最後になんとなく災害が来て終わってしまうので「まあ災害って来ると思ってくるもんじゃないもんな」って事だとは思いますが災害シーンは災害シーンであっさりし過ぎててメインテーマが分かりにくい映画だったかも…?
でも、災害のシーンは圧巻なのでそこだけでも観るとかなり驚くと思います。この大災害シーンが実際の災害をモデルにしているという点も怖いところですね。
自然は強し、と言うことを感じさせる映画でした。