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『バジュラオ・マスターニ』基本情報
2015年公開
158分
ヒンディー語・英語
監督 サンジャイ・リーラ・バンサーリ
出演
ランヴィール・シン
ディーピカー・パドゥコーン
プリヤンカー・チョプラー
『バジュラオ・マスターニ』の評価
ビーグル情報館独自の評価です。
全体
物語
配役
音楽
踊り
映像
演出
一言コメント
話は歴史モノなのと、ハッピーエンドじゃないので好みは分かれるかも。映像美と世界観の作り込みが素敵な映画でした。
『バジュラオ・マスターニ』あらすじ
マラーター王国の宰相バジュラオは美人の妻と幸せに暮らしていたものの、戦地でたまたま出会った美女マスターニとも愛が芽生えてしまう。
マスターにはバジュラオを追いかけてマラーター王国にやってくるものの、宗教や派閥違いによってマラーター王国の社会から浮いた存在となる。
それでもバジュラオの第二の妻として幸せに暮らしていたが、バジュラオが戦地に行くことになりマスターニは投獄されてしまう。
『バジュラオ・マスターニ』コメント
1にも2にも3にも映像が綺麗。
2019年にパドマーワトが日本で公開されて映像美が話題になっていましたが、同レベルかそれ以上の美しさ…。パドマーワトは男同士の戦争の野営シーンが結構あるのに対して、バジュラオ・マスターニは戦地のシーンよりも王宮内のキラキラシーンがパドマーワトよりもやや多めです。
ただ、パドマーワトは正妻のお妃さんについての描写があんまりありませんでしたが、バジュラオ・マスターニは結構ガッツリ描いています。そのせいで、バジュラオとマスターニが相思相愛でうまくいっていても複雑な気分になってしまって「マスターニ良かったね(;;)」とは言いにくい作品。正妻の奥さんが可哀想な点が、好き嫌いが分かれると思います。
正妻のカシさんは嫉妬に狂ってどうのこうのせずに、「バジュラオの幸せが私の幸せ…」と後妻に来たマスターニをお祭りに招待したりと良く出来た妻っぷりを発揮。マスターニの存在を受け入れたくないだろうに、夫のために我慢をする姿にまた悲しい気持ちにさせられます。まあ途中でカシもキレてしまうけども。
あと言いたいのは、嫁がディーピカーとプリヤンカーってちょっと贅沢だなあと。宰相ともなると思いやりのある教養のある美女二人と結婚できるものなんでしょうか。
バジュラオ・マスターニを見た後に観ると感動します↓