皆さん、ボクシングはお好きでしょうか。私自身はボクシングはフィットネスとしてのボクササイズくらいしか経験もありませんし、『ミリオンダラー・ベイビー』の印象で「危険だなあ」くらいしか考えたことがありませんでした。
『メアリー・コム』はそんな私でも楽しく観れて、ボクシングの印象をかなり良くしてくれる映画でした。
Contents
『メアリー・コム』基本情報
2014年公開
122分
ヒンディー語・英語
監督 オムング・コマール
出演
メアリー役 プリヤンカー・チョプラー
オレナー役 ダルシャン・クマール
コーチ役 スニル・ターパ
『メアリー・コム』の評価
ビーグル情報館独自の評価です。
全体
物語
配役
音楽
踊り
なし映像
演出
一言コメント
綺麗にまとまっててメッセージ性もあって感動ものの、スポ根ものとしては少し弱い印象。
『メアリー・コム』あらすじ
マニプールの農家の娘、チュングネイジャング(通称メアリー)は小さい頃からボクシングへの憧れが強かった。
そして高校生になだだメアリーはボクシングに偶然立ち入ることになり、そこに居たのは有名なボクシングコーチだった。
そのボクシングジムで練習をし、メキメキ強くなって行くメアリー。三度世界チャンピョンを取るが、その後結婚をきっかけに生活が変わりボクシングをする時間がなくなってしまう。
周囲の協力により、再びボクシングに挑むメアリー・コムの再燃の物語。
実在のボクサー『メアリー・コム』
本名はマングテ・チュングネイジャング・メアリー・コムさん。
1983年3月1日生まれで、インドのボクシング界で最も成功した選手の一人とも言われています。
出展:https://ja.m.wikipedia.org/wiki/メアリー・コム
数多くのメダル受賞歴があり、ロンドンオリンピックでは銅メダルを受賞しました。
『メアリー・コム』おすすめポイントと雑記
プリヤンカーさんが美しい
それまで、プリヤンカーさんと言えば「The ヒロイン」って感じの役が多くて、『バルフィ!人生に唄えば』でだいぶそう言った典型的なヒロインから抜け出したと言われて居たようです。
そして、今作『メアリー・コム』で演技派としての立場を確立させたとかさせてないとか…。
最近だとハリウッド映画にも出ているみたいですね。
スポ根感は足りないけれど…
割とトレーニングシーンや試合への苦悩はすっ飛ばされていて、『ダンガル きっと、つよくなる』のようなコッテコテのスポ根感は少し足りない感じ。

↑こう言う「うおお〜〜!!!」って感じのシーンは少ないです。
ただ、インド政府のスポーツ支援省(?)のような所への問題提起や、これからの女性としての生き方や女性のあり方への問題提起など、社会的な問題提起映画としてはとても良かったです。
個人的に旦那さんがメアリーが集中できる環境になるように手伝ってて、めっっちゃ良い人なんだろうなと伝わってきて心があったまりました。
まとめ
ボクシングに興味がなくても、プリヤンカーさんファンならば観て損はないでしょう。