皆さんこんにちは。ビーグル情報館です。新年ももう二日目になってしまいました。
さて、今日は巷で『インド旅行のバイブル』と言われている、新ゴーゴー・インドの紹介をしたいと思います。
『新ゴーゴー・インド』作品情報
2001年9月初版。作者は蔵前仁一さん。
1986年に『ゴーゴー・インド』を出版し、ブレイク。その後、加筆修正を加えたものが『新ゴーゴー・インド』。
『新ゴーゴー・インド』になるに当たって、主にイラストが沢山加えられた、ということを蔵前さんが前書きで語っています。
『新ゴーゴー・インド』の読みどころ
絵が可愛い
イラストが本当に可愛いいです。
前書きで「稚拙なイラストだが、今見ると、旅行中の雰囲気がいちばんよく伝わってくる気がするので積極的に掲載した。」と書いていて、まさにその通りだと思います。
表紙の絵よりもさらに気の抜けた可愛いイラストが任意のページに散りばめられているので、活字を読まなくてもペラペラめくっているだけでもだいぶ雰囲気がわかります。
当然前から順番に読んでも楽しいですが、絵を見て気になったところからペラペラ読むだけでもだいぶ楽しめます。
特に45ページの走りながら餌を食ってる牛が死ぬほど可愛いので是非見て欲しい。
女性では味わえない旅行
私の愛してやまないさくら剛さんの 『インドなんてもう絶対に行くかボケ! ……なんでまた行っちゃったんだろう。 (幻冬舎文庫)』よりも『新ゴーゴーインド』の方がよりインド慣れしている人が書いているんだな…という感じがします。
それでも「インド旅行の醍醐味はトラブルなのかな?」と思えるほどトラブル(というより交渉?)について沢山書かれており、インドに行く前に読むだけでだいぶ対応能力が上がるのではないでしょうか。
また、インドに女性一人で行くとなると
・知らない人とはあまり話さない(話したくない)
・日が沈んだらなるべく外を歩きたくない
・安全さや清潔さを買うためなら多少お金がかかっても良い
という気持ちが芽生えてきてしまいますが、男一人旅だともっと身軽な感じが羨ましいなと思わされる本です。(まあ女一人でもやろうと思えばできますけど)
もしあなたが女性でインドに行ったことがあっても、貧乏なインド旅行をした事がないなら『新ゴーゴー・インド』を通して見えるインドは少し違うかもしれません。
まとめ
インドに行く前に読めば予習になって、インドから帰ってきてから読めばインドを思い出してニコニコ出来るため長く楽しめる素敵な本になっています。