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危ないヒアリ
南米原産の猛毒を持つヒアリ。
今年の3月からヒアリの対策として、「ヒアリ探知犬」が日本国内でも導入されました。
ヒアリ探知犬とは
台湾のヒアリ探知犬 Credit:https://www.google.co.jp/amp/s/www.sankei.com/west/amp/171015/wst1710150044-a.html
探知犬は、ヒアリ被害が拡大している台湾やオーストラリアでトレーニングされる。ヒアリの群れや、人間が見つけにくい小さな巣を見つける能力があります。
6つの缶からヒアリの匂いが仕込まれた缶を探し出すというデモンストレーション中の台湾のヒアリ探知犬。その的中率は9割を超える。(中央社) Credit:https://jp.taiwantoday.tw/news.php?unit=148,149,150,151,152&post=131756
TAIWAN TODAYでは、台湾のヒアリ調査・駆除会社「モンスターズアグロテック」から派遣された2匹のヒアリ探知犬が2018年3月26日に鹿児島大学で開催されていた「日本応用動物昆虫学会」において、ヒアリの匂いが仕込まれた缶を探し出すデモンストレーションを行った事を紹介していました。
2頭の名前は、「卡比(カビ、Kabi)」と「菲菲(Feifei、フェイフェイ)」、いずれも4歳のビーグル犬です。
ビーグルは他の犬種よりも嗅覚が鋭いため、向いているそうです。
高まる今後への期待
1匹の育成に約190万掛かってしまうことや付き添いの人の人件費など、コスト面での懸念があるため、未だに日本では国として導入する見通しはないそうです。
しかし、日本よりもヒアリの個体数が多く、被害が多い国ではヒアリ探知犬の探知率の高さから短時間で駆除できるため、期待は高まっています。
コードなど匂いの強いものに付着したヒアリの発見などに弱いなどの問題点もあるようですが、頑張って働くビーグルちゃんたちを応援しています!