【★3.5】『GOLD』

インド映画

ANAの国際線でチェンナイまで行った時、GOLDを観ることが出来ましたので、感想を書いていきます!

『GOLD』基本情報

2018年公開

153分

ヒンディー語・英語

監督 リーマー・カーグティー

出演

タパン・ダス役 アクシャイ・クマール

モノビナ・ダス役 ムニ・ロイ

ラグビール役 アミット・サダー

サムラット役 クナル・カプール

『GOLD』の評価

ビーグル情報館独自の評価です。

全体

物語

配役

音楽

踊り

映像

演出

一言コメント

グランドホッケーで勝つことによって、イギリスを見返すという話。話のプロットとしてはありがちですが、だからこそ面白い熱くなれる映画。

スポ根系のドラマが好きな人にはハマる映画だと思います。

『GOLD』あらすじ

1916年ベルリンオリンピック大英帝国インド領時代の真っ只中。イギリスのグランドホッケーのチームではインドの選手が数多く活躍していた。

祖国インドのためではなく、イギリスのために戦うことにわだかまりを感じていた。しかしイギリスのために戦うことに反抗すると、反逆罪になるため誰も文句を言えないでいた。

オリンピックのグランドホッケーで優勝することによって、インドはイギリスに劣った国ではない、イギリスを見返してやろう、と決意するホッケーチームのマネージャーのタパン・ダス。

タパン・ダスはインドがイギリスから独立をした後にそなえ、グランドホッケーのインドチームを作りイギリスに勝ってやろうと誓う。

『GOLD』の元ネタ

映画の元ネタは1948年、インドが独立した後初のオリンピックでグランドホッケーで金メダルを取った話が元ネタとなっています。1948年のオリンピックはロンドンで行われ、イギリスに勝ちたかったインドは運命的なものを感じさせるロケーションだったでしょう。

独立後のインドはホッケーが強く、オリンピックでのホッケー連続優勝記録を持っているのはインドです。(8回)

1948年に活躍したバルビール・シン選手


https://en.m.wikipedia.org/wiki/Balbir_Singh_Sr.

ホッケー至上最も優秀な選手と言われるバルビール・シンは1941年ごろから1961年ごろまでパンジャブ州警察のホッケーチームでキャプテンを務め、特に1948年から1956年に活躍しました。

1948年のロンドンオリンピックでは二回戦のアルゼンチン戦で活躍し、その後決勝のイギリス戦で見事にゴールを二回決めました。この時インドはイギリスに対して4-0で勝ちました。

その後もヘルシンキ、メルボルン大会でも優勝し、インドは金メダルを獲得します。さらに、1958年ワールドカップアジア大会で銀メダルを獲得。

その後はコーチとして1971年と1975年のワールドカップのインドチームをマネージメントしました。

『GOLD』感想

スポ根ものとして面白いけれど、スポーツシーンは少なめです。そのため、ホッケーをあまり知らない人でも楽しめる反面、ホッケーが大好きで運動シーンをたくさん見たい人には物足りないかもしれません。

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この映画は色々な問題提起を含んでいて、かなりバランスよく纏められていた映画だと思います。

例えば、

・ヒンドゥー教とイスラム教の対立

・印パ問題

・身分による感じ方の差

・イギリスによる支配の影響

などインドにとって普遍的でこれからも考えるべき問題なのでしょう。

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ダンスシーンがだらしねえ酔っ払いが踊るシーンが殆どだったので、インド映画のダンスを初めて観る人にとっては誤解を生みそうですが、インド英語を初めて観る人にも勧めたい映画の一つだと思います。

一つ懸念としては日本語字幕がないこと…。個人的に『KESARI』的な感じで一週間限定とかでも、日本で上映してくれたら良いのになあ…と思いました。

まとめ

もしANAの国際線に乗る機会があったら是非観てみてくださいね!