【★4.2】インド映画『ミルカ』400mランナーの伝記映画

インド映画

こんにちは。ビーグル情報館です。

今日はインドでも数々の賞を受賞し、インド国外からも評価の高い『ミルカ』というインド映画を観たので感想を書いていきます。

 

『ミルカ』基本情報

2013年公開

189分

ヒンディー語・パンジャブ語・英語

監督 ラケーシュ・オーム・プラカーシュ
脚本 プラスーン・ジョーシ

出演

ミルカ・シン役 ファルハーン・アクタル

ビーロー役 ソーナム・カプール

イシュリ・カウル役 ディヴィヤ・ダッタ

 

『ミルカ』の評価

ビーグル情報館独自の評価です。

全体

物語

配役

音楽

踊り

映像

演出

一言コメント

ミルカ・シン選手の足を称えたくなるとともに印パ分離の傷跡を体感する映画。

心がまた一つ大人になった気がしました。

 

『ミルカ』あらすじ

ミルカというシク教徒のランナーは今はパキスタンにある街の産まれで、印パ分離の時の混乱で家族をなくす辛い思いをしていました。

ミルカの半生を描きながら、陸上の選手として大成していく姿を描きます。

 

ミルカ・シン選手

今作はミルカ・シン選手という実在の選手の半生がモデルとなっております。

ミルカ選手とはどんな人か?

1935年10月8日(1929年11月20日?)生まれで「空飛ぶシク教徒」の名前でも知られています。


Credit:https://www.google.co.in/url?sa=i&source=web&cd=&ved=2ahUKEwico-L3lqHfAhVIwLwKHTbUD8IQjB16BAgBEAM&url=https%3A%2F%2Fen.wikipedia.org%2Fwiki%2FMilkha_Singh&psig=AOvVaw1iJfb_fVZXnP1RddO6RDAq&ust=1544940751646493

ミルカ選手は陸上でも主に短距離を得意としました。また、クリシュナ・プーリア選手(マラソン)が2010年に金メダルを取るまで、インドで唯一コモンウェルス大会での金メダリストでした。また、1958年と1962年のアジア大会でもメダルを取っています。

 

パキスタンにある記録では1929年に生まれたことになっており、パンジャブ州のシク教徒が多いムザファラグ町で育ちました。現在はパキスタンとなっております。

 

映画『ミルカ』はミルカ・シンと彼の娘ソニア・サンワルカの自伝『The Race of My Life』が原作となっていて、

ミルカ・シンは映画化の権利を1ルピーで譲り、収益の一部を自身の名前の慈善団体に寄付する契約をしました。

 

『ミルカ』感想

印パ分離の混乱に悲しくなる

私自身かなり平和ボケをしている部類なのでこういう戦争や世の中の混乱のせいで苦しむ映画を観るとかなり悲しくなってしまいます。

『最後の総督』では政府機関に従事する人や政府機関のお偉いさん寄りの立場の人目線で描かれていたので、ミルカの方がインドからパキスタンに変わりゆく場所に居た人の混乱が描かれていたと思います。

平和な時代が出来るだけ長く続けばな、と思います。

 

(印パ分離についてはこちら)

 

ミルカの人としての成長

今作はミルカの半生追いながら陸上の選手として成長し、自分の過去を受け入れて人間としても成長するミルカの話です。

走っている時や日常生活でも幼い時の生まれた村から命からがら逃げる瞬間を思い出してしまうミルカ。

そんなミルカがパキスタンとの親善試合のついでに生まれた町に戻ってきて、死んだと思っていた友達と出会い、人と触れ合うことで過去を乗り越える描写がとても心に残ります。最後には、気分はミルカの母親にでもなりきったかのように「良かったね〜〜頑張ったね〜〜!!」と涙してしまいます。

 

まとめ

スポーツが好きな人ならもちろん、ドキュメンタリーが好きな人も楽しめる映画です。

少し長めではありますが、あまりインド映画を観たことがない人に勧めたい一作でもありますね。