冬野花さん著『インド人の頭ん中』インド在住者が解説するとんでもインド

インド本

みなさんこんにちは。ビーグル情報館です。

インドに関係する面白い本を読んだので紹介しようと思います。

 

『誰も知らなかったインド人の頭ん中』の内容

2009年に中経出版から発売された、冬野花さん著のエッセイです。

冬野花さんは2004年からインドに住まわれていて、4年間インドで過ごした経験から「日本人から見たらとんでもないインド!文化が違うインド!でも楽しい(?)インド!」をこの本で紹介してくれています。

 

私も長い人生一度でも縁があったら住んでみたいな…と思っていたのでとても参考になるし、「やっぱりインドは生半可じゃねぇな…」と思わされる本でした。

 

読んだ感想

あまり書くとネタバレになってしまうので、個人的に強く感じたことを三つだけ紹介します。

 

ゴキブリヤバそう

この本を通じて、一番気になったのは住居問題でした。

家探しに圧倒的に時間のかかることや、暑いこと、断水停電…様々な苦労が綴られています。

そんなことよりも気になったのは、素直に虫も多そうということ。

 

というのも、汚いのは別に良いんだけどゴキブリがあまり得意ではないので、この冬野さんの文章の隅々から感じるゴキブリの気配にゾワワっと来てしまうのです。

ていうか「ドアが緩んでる」って書いてあるのを見て「あー絶対ゴキブリ入ってくるじゃん…」って思ってしまった。インドのゴキブリはデカそう。

 

※エッセイ内では一言もゴキブリについて触れてないです※

蚊にさされについては触れてました。

 

親切な老夫婦はなんだ?

花野さんの思い出として割と序盤で語られる老夫婦の話が好きですが、インドに対する謎が湧いてしまいました。

なぜか老夫婦の家に行ったが最後ほぼ軟禁状態になり自由を失いかけたというエピーソドです。

多分というか絶対そういう事だと思いますが、数日間滞在を強制させられたってこと…!?!?!?!?怖スギィ!!!!!!!!!!!

 

「あら〜〜危ないから泊まっていきなさいよ〜〜」って事なのでしょうか。何日も。そのまま住み着いてニートと化したらどうなるのでしょうか。

分からないことばっかりだ!!!

 

しかし、老夫婦は花野さんの描写だけでもとても良い人感がひしひし伝わって来ますし、苦い思い出とはいえ読んでいる側はほのぼのする話でした。

 

やっぱり日本人が戸惑う格差社会

私は期間がとても短かったため、格差を感じることがありませんでしたが、やはり住むとなると格差をとても感じるのだなと思いました。

また、格差や隔たりがあるからこそ成り立っている社会でもあるんだな…という点も浮き彫りにされていて、なおかつ自分は他所者として暮らしている花野さんの強さに憧れます。

 

まとめ

文章も読みやすくて1〜2時間でサクッと読めますし、インドに住みたい人は読んだら絶対に楽しいと思います。

また、インドに住まわれていた人も、宗教学や文化論、社会学のレポートに困っている人も、インド映画が好きな人も読んだら何か得るものがあるでしょう。

 


(余談)納豆が美味しそうでした。