実話を基にした戦争映画『ユダヤ人を救った動物園』

映画

映画『ユダヤ人を救った動物園』あらすじ

1939年、ポーランドでワルシャワ動物園で飼育員をしているジャビンスキ博士とその夫人アントニーナ。

ナチスに追われてきたユダヤ人を動物用の檻に匿い、飼育されている動物の命をも守り抜いた姿を描き出した物語です。

 

史実に基づいている映画


Credit:https://sprawiedliwi.org.pl/pl/aktualnosci/przyznano-nagrody-im-antoniny-i-jana-zabinskich
実際の夫妻の写真

この映画は、史実に基づいた映画です。

資料では300人ものユダヤ人がこの夫妻に助けられ、298人がちゃんと逃げ切れたそうです。

(作中でも、殺された二人については比較的細かい描写があります。)

 

そして、そんな二人はイスラエル政府からヤド・バシェム賞(諸国民の中の正義の人賞)に選ばれます。

 

当時のことを語る人は、アントニーナさんを天使のようだ、と表現するほど救われた人たちにとっては大きな存在だったのでしょう。

イスラエル在住、現在80歳のティロシュさんは、1943年・6歳のときに両親と妹の4人でゲットー(ユダヤ人が強制的に収容された居住地区)から抜け出し、ワルシャワ動物園へ逃げ込んだという。

多くの動物は戦争初期にナチスドイツの爆撃によって殺されており、爆撃で焼けたケージと、藁(わら)や古いブランケットで眠る人々だけがいたそうだ。

だが、ティロシュさんは「私たちにとってそこは聖域だった。なぜなら、(園長夫人の)アントニーナが母親のように面倒を見てくれて、信頼と安心感を与えてくれたから」と振り返る。

Credit:https://www.google.co.jp/amp/s/eiga.com/amp/news/20171214/14/

 

映画の感想

動物が可愛い

最初に、平和だった頃のワルシャワ動物園の描写があります。

その頃はアントニーナ夫人によく懐いたラクダや色々な生き物が其れ相応に幸せそうにしています。特にラクダが可愛くてすぎですが、どの動物ものんびりとしていて可愛いです。

 

爆撃シーンで死にたくなる

動物園の檻が空爆の被害にあってしまい、動物が半分ほど死んでしまうシーンがあります。

なんとも複雑な気持ちになります。

元々動物園自体が人間のエゴなので褒められたものではありませんが、人間の都合で殺されてしまうとなるとなると罪悪感で押しつぶされそうになります。

 

戦争の描写が辛い

ある意味ナチス軍の功罪を描く映画でもあるので、仕方ありませんがユダヤ人の人々の迫害のされかたに胸が痛くなります。

特にゲットー地区から収容所へ移されるシーンは複雑な気持ちになって言葉に詰まるシーンかもしれません。

 

まとめ

戦争は良くないな、と思う映画です。

センチメンタルな気持ちに浸りたい時には良い映画ですね。

ついでに、全く動物は出てきませんが、『カチンの森』という戦争映画も、戦争の功罪をよく描写してある考えさせられる映画です。

あまり進んで観たいような映画ではないかもしれませんが、戦争は良くないと伝えるには持ってこいと言える映画かもしれませんね。