印仏独合作映画『めぐり逢わせのお弁当』

インド映画

印仏独の合同作品『めぐり逢わせのお弁当』

あらすじ(Amazonより)

インド・ムンバイでは、お昼どきになると、ダッバーワーラー(弁当配達人)がオフィス街で慌ただしくお弁当を配って歩く。

その中のひとつ、主婦イラが夫の愛情を取り戻すために腕を振るった4段重ねのお弁当が早期退職を控えた男やもめのサージャンの元に届けられた。

イラは空っぽのお弁当箱に歓び、サージャンは手料理の味に感嘆する。

だが夫の反応で他人に届いたことに気がついたイラは、翌日のお弁当に手紙を忍ばせる…。

感想・オススメポイント

あっ!弁当システムが違う!

日本だと朝作ったお弁当を出勤時に持ってお昼に食べるイメージが強かったので、お昼届けてくれるのがちょっと羨ましい。

 

宗教や階級によって食べれる物が違うインドでは、料理は手作りが基本であまり外食をしないそうです。そのため、「三食温かいご飯を食べる」という習慣が根強いそうです。

でも、朝早く作って持っていくのも大変だし更にお昼には冷えちゃう…って事でダッバーワーラーというお弁当配達人がムンバイなどの大都市で特に活躍しています。

 

ダッバーワーラー達は各家庭からお弁当を集め、勤務中の受取人に渡し、食べて空になったお弁当を家庭に戻します。

映画の初めで配達の風景などが写っていますが、ほぼ人力

それなのにお届けミス率は1600万回に1度

百分率では0.00000625%

つまり、ムンバイ程度の大都市で二ヶ月に一回あるかないか…。強い

 

踊りはないよ!

残念ながら踊りはありませんでした。

社会派(?)の映画は踊らないのかな、と思ったけど外国と共同制作なので踊りにくかったのかも。

 

カメラワークが素敵でした

アメリカ的な紆余曲折盛り上がりまくるラブストーリーとは違って、淡々と二人の文通を通して話が進んでいきます。

「うげぇー!話のテンポ悪っ!つまらない!!チャンネル変えるわ!」とはならず、最後まで落ち着いて観させてくれます。

特に、最後のシーンはあまり深く明言を避けて何通りも解釈ができそうな撮り方をされているので、つい続きが気になります。

続編映画はないんだけどね!!

 

家族関係や恋人とのあり方についてしんみり考えたい人に勧めたい映画です。

ゆっくり雨の日にまた観たいですね。