犬の民話『赤い服の騎士』(ドイツ)

ロストックに年老いた傷痍軍人が住んでいました。

ある晩、郊外の散歩から戻ってくると、少し離れたところに青い炎が見えました。

そこへ言ってみると、日のそばには大きな犬がいました。老人は火の中にお金が燃えていることに気がついたので、犬をそこから追い立てると、ポケットをお金でいっぱいにしました。

犬に逆らう様子はありませんでした。

 

街に戻ると、老人はクレッペリン通りの商人のところにお金を預けました。

しかしら老人が商人のところにお金を取りに行くと、商人は金など預かってないと言い張りました。

その件は裁判沙汰になって、人々は貧しい老人よりも商人を信用したのです。証拠がなかったので、老人は牢獄に投げ込まれてしまいました。

そんなところに、ある晩、その犬が老人のところへ来て言いましたり

「俺のものになれば、救ってやるぞ」

老人は嫌だと言いました。

次の晩も同じことが繰り返されした。

 

三日目の晩、犬は老人に

「死刑宣告が下されるだろう。処刑場に着いたらりまだ私の仲裁者がくるぞ、と言いなさい」と教えました。

その通りのことが起こりました。

老人がその言葉を言うとすぐにら馬に乗った赤い服の騎士が山を越えて来ました。

騎士は裁判官に一緒に来るように頼みました。そして、商人の家に行くと、そこに隠されていた金が見つかりました。

ところが、赤い服の騎士は商人と一緒に突然消えてしまったとさ。

(終)

 

 

ヨーロッパでは埋蔵された宝は、時が経つと悪魔の持ち物になり、犬に守られると言われることもある。

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チダ

チダ

ビーグル犬とインド映画が好き。 飼い犬のカブにゃんにはなめられ気味。 最近の目標はインドに行ってレポート記事を書く事。

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