インドの心霊体験談。木下の花嫁。見えてはいけないものが見えたさてしまった時。

インドの大学生の心霊体験

海外の怖い話サイトの記事で紹介されていた話です。インドで大学生だった主は夏休みにおじさんの家に滞在している間怖い思いをしたみたいなんだ。

木の下の花嫁

これから話すことは夢や作り話ではなくて、初めて体験した超常現象だった。

 

事が起きたのは、俺がインドの中心部の大学でエンジニアの勉強をしていた一年目のことだった。

俺の叔父さんはちょっと貧乏で、すぐ隣の村の農家から最近買った土地に住んでいたんだ。そしてそこで俺は怖い思いをする。

 

前期の試験が終わり、夏休みを母親と弟と一緒に叔父さんのところに行って過ごしたんだ。

のんびり休んでリフレッシュするためにね。

 

忙しい大学の課題や日々の喧騒から離れる事ができて、最初3日くらい問題なく快適に過ごしていた。

都会に割と大きい家があったけど、叔父さんの小さい家にいる方が幸せだった。

よく朝にはベランダにすわって顔に当たる風を感じたり、小鳥のさえずりを聞いたりもした。でも、何より一番良かったのはその家の周りが何百メートルも小麦畑に囲われていた事だった。

 

村は500人もいないような小さいところだった。

田舎に来た事がなかった僕にとっては完全に初めての経験だった。

叔父さんは村から9キロくらい離れた、彼の店に基本的に通っていた。店までバイクを運転して行っていた。

 

その出来事は5日目に起きた。

叔父さんはいつも通り9時前に店に着くように8時半くらいに家を出た。でも途中でバイクが壊れて、村で一番近い修理屋まで押して持っていったらしい。

叔父さんは家に電話して叔母さんにシャヒドおじさんのバイクがシャヒドの家にあるか見てくれと頼んだ。

シャヒドおじさんはすぐ隣に住む人だ。

残念ながらシャヒドおじさんのバイクはなかった。だから、叔母さんは叔父さんに家に帰ってくるように言ったが、叔父さんは「もう道も半分くらいの所だしなんとかお店に行くから心配するな」と言って店に向かった。

 

叔父さんは夕方俺に電話をして

「夜の9時にバイクで迎えに来てくれ」と言った。前におじさんの店に行ったこともあったし、とくに大きな問題もないので快諾した。

 

シャヒドおじさんの家に行ってバイクを借りに行った。

そしてシャヒドおじさんは「一緒に行くか?」と聞いてくれたが、特に問題も起きないだろうと思ってお礼を言って断った。

これから怖い思いをするともしらずに…

 

叔父さんを拾って、叔父さんのバイクがある修理屋に向かったがその店は夜の8時には閉まっていた。

がっかりしたが、家に向かって走り出した。そこからだと、ハイウェーを通らないと家には着かなかった。

帰り道、道はガラガラだったし、薄暗くて道がかろうじて見えるくらいだった。ヘッドライトもあまり明るくないし、ゆっくり運転していた。

 

その時、

脇の畑の中にタマリンドの木があった。その木は割とよく見えるところだった。

女の人が木の下にいて、真っ赤な花嫁用のサリーに身を包んで片手で私に助けを求めているように見えた。

 

私は彼女の魅力的な姿にバイクを止めてしまった。

 

叔父さんに「何か問題か?」と聞かれたので、「そこの女の人が乗せて欲しいのか助けて欲しいのか分からないから様子を見よう」と言った 。

叔父さんは「どこにいるんだ指さしてみろ」と言っていた。すると女の人はこっちに向かって歩いてきた。

 

なぜか急に怖くなかった。

 

叔父さんは今すぐバイクを出して家に帰るんだ、と言ったが、私は興奮状態で叔父さんの言うことを聞かなかった。更に「女の人はどうするんだよ?」と聞いていた。

 

すると叔父さんに本気で怒鳴られた。

「出来るだけすぐ運転して家に帰れ!!!!」

 

なぜ怒ってるか分からなかったし、おじさんがいつもと違うことに私は混乱した。

 

私たちは家に着いた。

 

家に着くなりおじさんは家族の前だったのに私を平手打ちした。

ショックを受けていると、お母さんが「何があったの、なんで平手打ちしてるの?」と叔父に聞いた。

お母さんは心配そうに、俺は何が悪かったんだ?と聞いていた。

 

すると彼はハッキリと答えた。

「お前にその女が見えていたみたいだけど、俺には何も見えなかった。」

 

そこに何もいなかったなんて、全く信じられないし説明もつかない。

 

如何にも彼女は人間じゃなかったのだ。

(終)

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チダ

チダ

ビーグル犬とインド映画が好き。 飼い犬のカブにゃんにはなめられ気味。 最近の目標はインドに行ってレポート記事を書く事。

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