まさかのお前が原因かい。生きた人間が起こしたポルターガイスト、ローゼンハイム事件

1967年独、バイエルン州ローゼンハイム

ある弁護士事務所がポルターガイストの常軌を逸した騒乱の場となった。

蛍光灯は叩き割られ、壁の写真は全て裏返しになっており、書類保管用の大きなキャビネットが軽々と位置を変えている。

更に奇妙なことに電話代の請求書が普通に使っているにはあり得ない金額になっていた。その期間内にぶっ続けに電話をしてもそんな金額にはならないような値段である。

このポルターガイストは継電器もいじったようだ。

ハンス・ベンダー教授の現場調査

フライブルグの著名な超心理学者ハンス・ベンダー教授は現場を調べ、

「騒ぎはアンネ=マリー・シャベルという若い女性が事務所にいる時のみ発生している」と結果を得た。

アンネ=マリー・シャベル?

アンネ=マリーは農家の出の娘で、都市部が性分に合っていない様子だった。

更に、家庭環境もあまり良くなかったようで父親は頑固過ぎたため、アンネ=マリーは人を信じない神経質な娘だったという。

「超感覚的知覚」テスト

ベンダー教授はアンネを研究室に連れていき、「超感覚的知覚」の様々なテストを行った。

テレパシーの分野で顕著な結果が出たのだ。

更に彼女がフライブルグにいる間はポルターガイストは落ち着きを見せたが、アンネが他の工場で職を見つけると今度は工場で騒ぎが起きた。

ベンダー教授の主張

アンネ=マリーは自分がポルターガイストの一因だとは全く思っていない。

ベンダー教授は後にこう語る。

「ポルターガイスト調査のルールの第一は「アナタが騒ぎの真の原因です」と絶対に告げないことです。それを漏らすと、その人は恐怖ですくみ上る」